ZINEについて

 

最近、久しぶりにものを作ることの喜びをひしひしとまた感じられるようになった、承認欲求に踊らされ、馬鹿みたいに自撮りを繰り返し、チェキでコンカフェごっこしたり、など、そんなこと生活に不要になったぐらい、ものを作ることが好きで、没頭できるし、思考や感じたことをダイレクト ではない表現で、できるコラージュがやっぱり好きだな、と今回webzineなどを制作していて思った。

zineの先駆けとなるライオット・ガールたちにも敬意は止まらないし、高校生のころも貪るようにtavi編集の今は亡き、ROOKIEを読んでいたことを思い出した。

zine制作とフェミニズムは切り離せない、やはり、文脈的にもそうだし、メディアが操作されてるこの時代に、反社会的に啓蒙できるツールとしていちばんふさわしいと思う。

わたしは、だからzineをこれからも作り続けたいし、zineのチープな良さを残しつつも市場を広げる活動をして行きたいと強く思った。

わたしの部屋には顔も知らない人たちのzineが山のように積み上がっている、zine交換は「すこし格好のついた文通」のようで嬉しい。

お金で買う価値もとてもあるものだと思う。個人が書いたパーソナルなものを低価格で読めるなんて、マジで素晴らしいと思う。

社会は人が作り上げているものであるからこそ、ひとりひとりに興味を向けて、思考を深める、そういうひと時が大好きなのである。