20191221

 

ひどく寂しがり屋なのだと思う。自分のことを。

わたしの部屋には顔のついたものが沢山ある。ぬいぐるみや映画のポスター、有名人の雑誌の写真。

 

ウサギの絵しか描けないのもそのせいなんだと思う。

中学の時、精神科で「実のなる木を描いてみてください」と言われたとき、とてもイライラして、んなもん描きたくねえよ、と思ってデカデカとウサギの絵を描いて提出した。そうしたら医者に「ウサギの絵を描く人は寂しがり屋なんだよ」と言われて、反抗期のわたしはそんなことねえよ死ねと思いながら「そうなんですね〜」と流したが、いまふと思うと間違ってないな、と思ってちょっと悔しい。

 

自分の感情を自分でコントロール出来ない。

これが原因でいろいろなことをやらかした。いろいろな場所で。特に「怒り」や「悲しみ」をすぐ表に出してしまう。

これはかなり危ない話になるが、どんなに愛おしい人でも気に食わないことがあるとすぐ暴力を振るってしまう。腹が立つとすぐに手が出てしまう。

それを抑えるために自傷をしているのもある。

他者を傷つけるよりは自分を傷つけて、自分の問題として処理すればいい話だから。

アムカを発明した人は天才だと思う。なぜ賞が与えられないのかわからない。わたしは自分の肉体を傷つけていないと他者との関わりにおいてバランスを崩してしまう。

ぬいぐるみを抱きしめてさっき腕を切ったとき、ドーパミンが多分出て、悲しい気持ちがマシになった。

わたしは自傷が好きだ。暴力が大好きだし、暴力を信頼している。どんなに偉い人でもムカつく人でも、殴ってボコボコにして首を絞めて急所を凶器で刺せば、死ぬ。もっとでかい危ないことをいうと、戦争や自然災害が起きてしまえば、わたし含めさまざまなひとが死んでしまう。とても有難いことだし、暴力は神様が与えてくれた最強のものだと崇拝している。

わたしは暴力と自然が大好きだ。ひとが抗えないものだから。