無題
責任のことを考え過ぎて、頭が壊れそうになったから家の壁に絵を描いた。
私の部屋、は
子供部屋の延長線上という感じがするからすぐ戻りたくなる。どこにいてもあの部屋のことを考えるとすぐに帰ってしまう。
自分の部屋にひとりでいると守られているような気がして
大量の本と、顔のついたものがたくさん、がらくたみたいなもの、散らばった化粧品
汚い部屋、と一蹴されるけれどわたしは綺麗な部屋にいると寂しくて死んでしまう、
誰かに何かを宛てることの責任
ぬいぐるみを甘噛みして眠る、
この季節になると思い出してしまうないろいろなことを
いろいろな人との思い出をかき消してかき消してからっぽになったじぶんがそこにいた