暮らし

 

 

全て無くなればいいと思っていた夜中にきみから連絡が来れば、ちょっとまあ無くならなくてもいいんじゃないかなあという気持ちに成れる。

 

穏やかであり、毎日に不満はないしその有意義かつ贅沢な暇を、私は愛している。

 

刺激的な日々など要らないのです。コーヒーと花瓶に挿した花、あとは映画や本さえあれば心はいつだって飛べる、散歩に出れば日の光にわくわくするし、お気に入りのベランダの壁に絵を描くことだって出来てしまう。たまの遠出は疲れるけど、友人たちと酌み交わす酒は笑ってしまうくらいに美味い。