12月6日

 

 

リストカットの跡を見せてくれたね

 

あの夜はまあどうでも良くはないのかもしれないけど

君と僕はもう違う場所にいる。

 

夜中の公園で煙草を吸うと、チャリンコの音と煙を吐く音だけが響いて、なんだかすこし、生きている心地がしなくなって良いと思ったりした。

 

誰かの足音、鍵のじゃらついた音。

無限に広がる芝生。

 

夜の公園で人と喋るのが好きなの。

わかってくれるかな。わたしのこと。