2020-12-18から1日間の記事一覧

memory

カランとした水の音、透き通った瞳にぼくが映る。本のページを捲るたびに君の声が遠ざかっていく。それを天国と呼ぶのであれば、僕が今まで生きていたのは天界の端っこ。すごく遠い端っこにいた。地獄ではない、暗い天国の端っこで、羽を抱えて、地を張って…